2020年に劇場で観た映画 ③

 

 アカデミーは作品賞だけじゃないんだ!!

そして純粋に映画一本の中で「物語よりもAnother somethingに熱狂する人々」の為にも存在するのですよ。「フォードvsフェラーリ」はそんな人達の為のアカデミー賞受賞作。でも物語も一級だし、ヒーロー好きの人にも楽しめる。車好きのお父さんと息子さんには見所が一杯です。映画の舞台1960年の社会風俗、ファッションが好きな方にも楽しめますが自家用車のデザインや20世紀の自動車開発の歴史に詳しくないと映画の進行の途中で混乱して眼が回るので、お洋服のマニアな男女は少し注意しておきましょう。私は息子と一緒にcorona渦の中の4月に観に行きました。洋服マニアな私は当然のごとく終盤までにやっと車開発の歴史的背景がざっくり理解できたぐらい、息子は普通にヒーロー映画として楽しく鑑賞、私たちの前に座って嬉しそうに観ていた団塊の世代の自動車マニアなシニア男性達は大満足して帰って行き・・・その姿に私は震撼しました。

 

 

 

頑張れSonic!!でもジム・キャリーは手強い

一言で言うとそれで終わっちゃう映画です、だけどもそれでもちろん面白いのよっ。じゃあ、なんでSonicを応援したくなるかというと・・・がラストではっきり解るのが良かった。それって娯楽作としては脚本がしっかりしているということでも在るからね、馬鹿にしちゃいけません。私のような昔っからのジム・キャリーのファンには相変わらずの躰の切れと言動の悪さのキレっぷりに安心したり・・・ひょっとしたら一抹の不安を覚える方もいるやもしれませんが、お子さんと一緒に映画を楽しめている私もアナタもジム・キャリーcoronaPandemicの中で生活しててもきっとシアワセなんだろうとと思います。

 

さすがに2020年の夏は鬱屈することも多くて

9月頃かな?一人カラオケ店で歌いまくっている最中にカラオケスクリーンに予告編が登場して、「ギガ愛してる」「ニセナナコ」等の言葉/ワードが馬鹿すぎる、下らなすぎる(笑)と一人でゲラゲラ笑ってしまい、その勢いで近所のシネコンへ観に行ってしまいました。もちろん一人で観に行きました、それから私はお酒はほとんど飲まないタイプです。観に行ったら意外とシリアスな展開もあったり、「ギガ愛してる」は「戯画愛してる」という真摯なクリエーターの気持ちでもあるのだなと気がついて自分の日頃のふざけた態度を少し反省しました。で、秋口は家庭で色々あったので年末まで2本しか劇場まで行って観ることはできませんでした。なので次もやります。