2012年度観た新作映画のまとめ ②

後半戦です

ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産) なぜか見ているうちに「アダムスファミリー」を思い出してしまいました。最近地上波でもやらないよねアダムスファミリー・・・・ミシェル・ファイファーなど相変わらずお美しいのですが、それよりも私しゃアンジェリカ・ヒューストンが懐かしい、クロエ何某とかよりも、クリスティーナ・リッチのふてぶてしさが忘れられないよぉ、特にアダムス・ファミリー2 [DVD]は最高だったぜ!ちなみにこれも6月のレディースデイに近所のシネコンで観たよ。


幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション 8月に初めて飯田橋ギンレイホールに出かけました・・・地図を見てたはずなのに道に迷って上映15分ほどたってから無理矢理に劇場に入ったので真っ暗。座りたいので座席を探したら人でいっぱいだっだったもんですから、よそ様のやわらかい手とか握っちゃって申し訳なかった。上映後、お客は殆ど年配のお嬢様たちばかりなのに気が付き深く反省しました。きっとジジイのチカンだと思ったはずです。だけどこんな私でも川島雄三のファンなのさ、今度どっかの名画座でかかったら絶対時間通りにたどり着きますから!(自信はないが)もっとほかの映画もニュープリントとかしてね。


ミヒャエル [DVD]ミヒャエル [DVD] これも8月のお盆すぎに渋谷の映画館で。面白く観たのにこんなこと言うのも何ですがこれ今年の5月にDVD発売されるらしいと今わかって驚いた! 未見で物好きな方、かの名曲「SUNNY」がとんでもない場面でフューチャーされていますのでお楽しみに。内容はとっても社会派(とりあえずそうとしか言いようがないけど)なのですが、その一方激しくふざけている部分アリなので、思わず笑っちゃうか、余計に恐怖を感じるか、不快に思うか意見が分かれるところですね。オーストリア?映画みたいですが、ドイツ語起源による「キッチュ」感覚パワーが全開です! 真夏に観て良かった! 観たアトちょっとうすら寒いぞ!


踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 FINAL SET [DVD]踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 FINAL SET [DVD] 想像していたよりずっと感じの良いラストでした、そりゃ15年ちかくもやれば少しは皆大人になるよね、メデタシ、メデタシ。最後の最後でいわゆる「刑事ものお約束」を詰め込んでくれたのも最後もご愛嬌です。ただ私は青島刑事とはガチで同学年な為、ヘルニア?の描写とか観るのは身につまされてちょっと辛かったな。


アウトレイジ ビヨンド [DVD]アウトレイジ ビヨンド [DVD] 前作アウトレイジ [DVD]ラストでの加瀬亮の状態がもはや尋常じゃなかったので「今回彼のメガネは一体どうなってしまうんだ」ということがすごく気になっていたのですが、フタを開けてみるとあの白竜サマだとか、よくJTのCMに出てくる「感じはよさそうだけどいつでも職業不詳なヒト」や、いったん役にはまった時に神がかり的になる桐谷健太とか登場するので観ていてそれだけでも充分におなか一杯。なので加瀬さんのメガネことはつい忘れそうになっていましたが、振り返ってみると「ビヨンド」では最初っから「鼻メガネ」状態だった・・・・(だいたいあの歳世代の若者だとどこまで横山やすきよのこと知ってるだろう、たぶんあんまり知らないよねー)観たのは10月に有楽町の東映で。やくざ映画の総本山! なんだか緊張して鑑賞。


のぼうの城 通常版 [DVD]のぼうの城 通常版 [DVD] 大震災故に公開が伸びてしまったのがやや気の毒な「超大作」ではありますが、それでもやはり見過ごしてはいけないのが序盤合戦前の登場人物の描写、特に主人公「忍城」側の
人間関係、芝居の構築がまったくなっていないこと甚だしいわっ! ので、これではアニメチックな戦闘シーンに対しての一部の批判、合戦後の武将同士の駆け引き場面の退屈さをフォローできるはずもありません。だいたい「ご当地」ではきちんと伝説になっている猛者のお姫様が「ジャマくさいよね、このヒロイン」という反応を呼び起こしているのが、ある意味大問題です。・・・これ以上言いたくないのですがこの原作で直木賞に上がったこと自体がチョットねぇ。11月近所のシネコンで。


ONE PIECE FILM Z (JUMP j BOOKS)ONE PIECE FILM Z (JUMP j BOOKS) 有楽町東映の大画面で予告篇をつい観てしまい、思わず夫と息子を誘って12月に近所のシネコンで鑑賞。内容は小学生でも低学年程度じゃまだ理解できそうにもないくらいあまりにも「オヤジ臭かった」・・・でも大画面でルフィのゴムゴムパワーを堪能したかったの! 満足したわ。篠原涼子さんは頑張ってましたが、役柄が年齢的に中途半端だと・・・コレは主に夫が申しておりました。


・・・というわけで2012年のわたくし的ベストワンはミヒャエルに決定さ! 一部映画ファンの間でも話題沸騰中だね。ちなみに主題歌?の「SUNNY」はドイツの誇るディスコ系ポップグループのBONEY・Mのバージョンです。ヨーロッパではSUNNYといえばコレなんだそうです。オリジナル原曲やマービン・ゲイ、ジャミロクアイ等のバージョンを愛するピュアな音楽ファンがたまたまこの映画見ちゃったら、ユーチューブとかで口直しにいろんなカバーバージョンを聞いて和んでね。