BOXに入っている三作目の「オースティン・パワーズゴールドメンバ-」について主に紹介するね
何故かというと何となくUSの事情とかあるかもしれないから。ポンコツな頭の日本人映画ファン(特にハリウッド映画なのに日本語の吹き替えや字幕のダジャレギャグに喜ぶようなタイプ)は意外にも細かい事を気に病んだりする人たちに驚いたり、思わぬ所で怒られたりするような事例に出くわしてやっといろんな事を理解出来るくらいに馬鹿だからさ。特に日頃から心の優しい人いい人だと思ってる友人知人、親や社会人になった兄弟姉妹に説教されるとかなり落ち込むの。それと海外の事情に詳しい人やUS在住の日本生まれの人々は最近じゃよくSNSで日本人のお笑いセンスが荒みきっているって怒っている場合が多いんだよね、お笑いって難しいの。っていうかハリウッドのコメディ映画=お馬鹿さんが見る映画って云われてたのに、現在の日本ではお笑いオタクの間でも密かに「イケてる気取り/スノッブ趣味ですことW」と陰口を云われている少数派なのかしらん・・・でもやはり昨今のcorona virus(2020/05/29現在)パンデミックの最中にはSWの理力/フォースよりは↑のようなオースティン・パワーズシリーズのようなMOJOが必要だと感じるのでこれ以上の愚痴は止めます。特にストーリー紹介する必要ない映画シリーズかもしれないし。
カップルで観るとオースティン・パワーズシリーズのお気に入り作品で揉める
我が家の場合だとオースティン・パワーズ [DVD]は夫婦2人一緒で楽しめて、オースティン・パワーズ:デラックス [Blu-ray]は最初一回目の鑑賞では私自身は好きになれませんでした。一作目はマイクマイヤーズ夫人も脚本に参加してた所為もあるのか?オースティンの馬鹿発言がより新しい倫理観によるものなのか本気で頭がイカレているのか判らないのがすごく好きだったんですが、「デラックス」の方を贔屓派は純粋なギャグ映画としてはコッチがレベルが高いと言い切る日本のお笑いマニアの人々がいるので個人的に少しムカつきました。二回目に「デラックス」を観た時はその前にハングオーバー! [Blu-ray]を観てしまった後だった事もあって(双方の映画でヒロイン役のヘザー・グラハムが好きな、映画好きな女性に判っていただけると有難いです)・・・まあいっか、オースティンパワーズパワーズはこんなもんで、気にはなったりします。
なのでオースティン・パワーズ ゴールドメンバー [DVD]をまだ観ていない人の為に
個人的に観て欲しいポイントだけを紹介します。
①いちいち「やっぱりスゲえなこの人」ってのが登場します・・・日本語のナレーションだけでも凄いと思わせる松崎しげるさんとかこの後でHEROES コンプリート DVD-BOXでブレイクしたマシ・オカさんとか、レストランのカリスマシェフなのに松久伸幸という人物はどうしてここまで映画出演してもハナがあるのかとか、絶対に曙関は出演している筈だっ、もしも別人だったらその彼に来日してなんかヤって欲しいだとか、他にもいろいろありそうですよっ。
②ポリティカルコレクトネスも必要だけどお約束のギャグだって必要だ・・・下ネタや汚いお便所でイタズラするギャグ等は子供も大人も喜んだと思った瞬間に頭にきたりと観客の間でも毀誉褒貶の反応が激しくなりがちですが、その一方でスピード感溢れる洗練された新鮮なパターンを観たいと常に映画ファンは心の片隅で期待している部分があるものです。「ゴールドメンバー」はその最新の形の一つかもしれません、でも日本公開が既に2003年なのです。そろそろこの手の映画の新作が観たいものだと思います。この後にハングオーバーシリーズやらテッド 俺のモコモコ スペシャルBOX Blu-ray&DVD (限定生産商品)なんかもありましたが、テッドも2作品でネタ切れというか終了してしまったので、多少不満が募ります。
③1975年代ディスコで活躍するオランダ人の絶倫ジイサンを演じた人誰?・・・一回目に観た時は「マイクマイヤーズの老けメイクスゲえな」と思ってたのですが、マイク・マイヤーズよりも明らかに顎が小さいのが気になります。ダンスのキレや身体の柔らかさを自慢したり60才以上をよく眼にした経験を持つ人間からすると、ああいう方って結構シニア層に多いんです。ちょうどマイクマイヤーズ自身がインタビューで自分の父親が死んだ事を語っていたんで気になってしょうがないんです。どなたかに教えていただけたら嬉しいです。
④「セス」ってファーストネームのカナダ出身の役者さんが多い・・・「ゴールドメンバー」でDrリーブルの長男として活躍したセス・グリーン、知る人ぞ知るもの凄い大物らしいのに個人的には宇宙人ポール (字幕版)とかライオン・キング MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]でしか存じ上げないセス・ローゲン(敬称略)、あと「テッド」のぬいぐるみ役で有名なセス・マクファーレンなど現在ハリウッドのコメディ映画で活躍されてる方の名前が「セス」で、カナダ出身であるのがひたすら面倒クサいのですが、今「ゴールドメンバー」を鑑賞するとケヴィン・スペイシーが清々しいまでに無邪気な演技で登場し、映画鑑賞中なのについ検索したくなりました、困ったものです。