2018年に劇場で見た日本以外映画 ①

ここまで来るとようやく駆け足でいけそう

 私の2018年初っぱなはスター・ウォーズ/最後のジェダイ (字幕版)で明けました。年末に観た人も多かったようですがコレは年明けにしといて正解だったみたい。んで2018年で最初に衝撃だったのはやっぱり 

デトロイト(字幕版)

デトロイト(字幕版)

 

 だったかな。オープニングからデトロイトの暴動の話を主要な登場人物のプロフィール紹介を交えながらいつのまにか舞台が「ホテル」に移っていく手際が巧みで好きでしたよ。私と違って分かりずらいと思った方はおそらく出てくる黒人のお兄ちゃん達がほぼ全員カッコ良かったせいなのではないかと思う。(思わずジョン・ボイエガよりアナタがアナタがガードマンになってって言いたくなるような二枚目がいたw)だからアフリカ系の公民権運動家のじいちゃんがこの映画に不快感を示した話になるほどそう思うのかあって。でも人種を越えて「若い世代」がオトナ社会の人種差別の壁にぶつかって苦しむ一夜を描いた映画だから。なるべくきらっきらな若者達が犠牲になる姿を強調したかったの解る気がする、女性の監督だからね。んでダークタワー (オリジナルカード付き) [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]なんかの後からハリウッドものはアカデミー賞がらみが続くようになります。

 だとか、

 ですね。それぞれ感想はいっぱいあるんですが、まず「スリー・ビルボード」のおっかさん(フランシス・マクドーマンド)には娘の敵、私まだ家の近所にいると思うし焦らなくても直ぐに決着つくよ、と言ってあげたいですw。んで「シェイプ・オブ・ウォーター」なんですが(既にいろんなトコで個人的に発言してますが)半漁人がとにかくカッコ良いのでヒロインのサリー・ホーキンスが羨ましいという感想しかなくw。「美女と野獣」の物語に以前から違和感を持っていたというギレルモ・デル・トモ監督とは私意見違うわあとしか言えません。美女と野獣だったらやっぱりディズニーアニメ版の美女と野獣 (吹替版)が一番「映画全体に暴力性が高くて」好き♡な私。それと冒頭のシーンではアラフォー女性が「いつか出会える王子様の為に」女磨きをしている・・・という描写にしか見えなくてぇ。朝方に一発軽く抜いとく方が仕事もはかどるって事が女性の場合あるのかなあ?という些か疑問は沸きました。2018年は「シェイプ・・・」後

 ↑の映画を観て勢いよくパンフレット購入して息子に鑑賞お奨めとプッシュしたまでは良かったのですが、その直後に入院してしまいました。2週間後に退院したら話題作目白押しで出てくる衣装が好きだったスピルバークとCG部分のカップル達が可愛かったスピルバーグペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [AmazonDVDコレクション]レディ・プレイヤー1 [Blu-ray]。そしてインド映画のレベルの高さに改めてビビったのがダンガル きっと、つよくなる 〈オリジナル版〉(字幕版)でありました。それから君の名前で僕を呼んで(字幕版)アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル[Blu-ray]を鑑賞、合間に「おっさんずラブ」をTVでちょこちょこ観てました。グレイテスト・ショーマン (字幕版)が近所のシネコンで再上映され春休み息子に連れてけと言われて観ました。USの批評家ウケはともかく日本人にヒットしたのはよく分かるわ・・・って一人知ったかぶりしてたらUSでも大ヒットだったのね。息子はまた大人女性的女優枠ではジェシカ・チャステイン推しなのでモリーズ・ゲーム [Blu-ray]も観に行くように言われました。私以前から韓国の役者さんは演技の感情表現に国民性の違いがあるから今イチ上手い人と上手く無い人の区別がつかん・・・て悩んでましたが、

タクシー運転手 約束は海を越えて [DVD]

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 さすがにソン・ガンホだけは滅茶苦茶上手いというのは私でも解ります。この人が虚脱状態になりながらウドンすすっている姿を見ると光州事件の複雑さが身に迫ってくるようでした。 

 

Vision

Vision

 

  何が危険(ヤバい)かって、↑のような映画見ても一向に退屈に思わないタイプの観客にいつの間にか私自身がなっていたという事実です。森の木々の音や雨の音、風の音、過疎の山村のジイサンが木訥と語る昔話が絶妙な編集で小気味よいリズムを刻むので、もうこれだけで快楽。実を言うとこの映画の前に見たアベンジャーズ/インフィニティ・ウォー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]では上映中に熟睡してしまい全く内容を掴めなかったので「ドクター・サウスってジョシュ・ブローリンだったの解らなかった」という感想しかないのとエラい違い。


映画『花咲くころ』

 また2018年度の初っぱなは女性監督による女の子映画の秀作が話題になりましたが、私はこの↑の映画とそれからなんと言ってもRAW 少女のめざめ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]をお奨めします。