マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント
- 発売日: 2016/07/06
- メディア: Blu-ray
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この頃から別口のブログ(note)を別口で始めました。近所のシネコン以外で観た映画について主に書いています。で、これが初めて取り上げてみた映画。製作を兼ねているブラッド・ピッドの中年太りの体型作りがなかなか堂に入ってました。(でも目立たないw)
こっちもnoteに書きましたがまだ書き足りないのでこっちでもいつか取り上げたいです。それにつけても清須会議 スタンダード・エディション [DVD]なんかが公開された頃には「やっぱ日本の時代劇はVFXとかで工夫すれば何とかなる部分があってラッキー♡だあ。西部劇はロケ地とかの問題があるからそれだけじゃどうにもならないもんね」と舐めて考えていたのを思い出します。二年もたたないうちに清州会議と同じ美術監督が西部劇を担当するとか、レオ様主演のマイナス40度の極寒ロケ西部劇なんてのがボンボン出現してくるとは思いませんでした。基本的に私考え方が浅はかなもんで反省。
いやあ「サウルの息子」を観に行った際に予告編を観てずっこけてしまい、ホント怖いもの見たさでドキドキしながら観に行きました。
これは近所のシネコンで。いい席を観たいからってオバちゃん(私)とOLの二人組に挟まれた真ん中側の席に躊躇なく前のめりに座って観ていたメガネ男子高校生がいました。彼の場合は「すずちゃん」になのか「原作漫画」になのか、おそらく異様な入れ込みをしていると思われますが、とにかく彼が周囲をガン無視している姿に清々しさを感じたくらいです・・・
とにかく男の子が可愛い。英国映画とイタリア映画は実は可愛い男の子で魅せる映画が多いです。特にイタリア少年は大抵が擦れてなくてただただ可愛らしい。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション ブルーレイセット(初回仕様/2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/08/10
- メディア: Blu-ray
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とにかく最近のDCコミックの映画ばかりやたらラズベリーがらみだったり、ワースト扱いが多いのは予告編や宣伝の出来が洗練されてカッコ良いことも一因ではないかと思うくらい。実のところ日本では判官びいきの隠れファンが多いです。ウチの息子は前年の10月から「この映画絶対観たい、連れてけ」と力入れてました。なんかスーパーマンに強力に思い入れしていた・・・何故?
この映画ハリウッドのジャンル物としてはある種の「innovasion」になったはず。だからこそ日本のプロの映画批評家にはウケが今いち良くないのよね(笑)。ベストセラーの原作者も監督も女性。こうゆうのをいち早く取り込んでハリウッドではヒット作を既に出しているという事実もあるのにさああぁぁ・・・。(ケツの穴が小さいJapan)
オスカーでも有力視されている「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品ですがこの映画はつまらなかったです。べ二チオ・デル・トロ様で続編をやりたいという希望が企画当初からあったのかどうかは解かりませんが、それを踏まえて逆算して構成をしたかったための女性主人公という選択でもしあったとすると、必然的にケチくさいB級アクションものにしかなりようが無いのですだ。これを本格アクション映画だと評価する貴女はあまりにもウブが過ぎるというものです。この映画を本気で面白がっている男だとヲタクとしてもセンスが無いのでは。個人的には同じヲタクでもデッドプール (字幕版)あたりを喜ぶスケベの馬鹿タイプの方がまだマシだと思われます。
うら若きカップルでこの映画観に行って(まあ殆どありえませんが)彼氏の方がサウルの息子 [Blu-ray]を面白いと言ったり、秋口に「エル・クラン」あたりの新作映画を探してくるようなヒトだったらたとえ「キモくてカネのない若い男」でも付き合うといろいろ発見があるかもしれません。ただし年を食ってもこの映画の中のマイケル・ケインやハーヴェイ・カイテルのような渋くてカネの有るオッサンに化ける可能性は極めて低いことでしょう。
なんかこの間アカデミー賞直前になって「最近の映画はアップ画面ばっかり」と愚痴めいた米国の映画コラムも読んだのですが、この映画とレヴェナント:蘇えりし者 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]に関しては許してくれよおぉぉ・・・て気がいたします。で、この映画も日本の一部のマニアには「だから何なんだよ」でそんなに評価していない方もいる様子。でも結構「ぬけぬけと大胆」な作り方していると私は思いましたけどさ。冒頭、警察に逮捕されたカソリックの司祭があっさり釈放される、警察官も「毎度のことさ」って態度で、という素っ気ないシーンから始まり、いかにもデジタル撮影ってかんじの小刻みな「顔のアップ」や画面から(わざと)人物が切れたような構図、軽快にさえ感じる編集で事の顛末と真相だけが淡々と語られるのです。編集賞もノミネートされ結果として作品賞、脚本賞をゲットしたのも露悪的に語るのではなくバランスの良い表現が評価されたのでしょう。ちなみに撮影監督は日系の方みたい。
noteにも書いたのですがとにかく眠かった・・・私でも今年は「眠たい映画もそれはそれで有難やありがたや~」の極致に達するまでに至った何本かの映画がありこれはその最初の一本目(笑)。
レヴェナント:蘇えりし者 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2016/08/24
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今まで西部劇でネイティブの弓矢がこれほどまでに恐ろしく強力に描かれたのは私観たことありません。冒頭の襲撃シーンではレオ様の側のライフルなんかまったく歯が立たないの。熊がCGだろうがデジタル撮影がぶれっぶれだろうがいいじゃあないのっ。週刊〇〇の映画評読んでさすがにげんなり。最近通販番組によく出ている映画監督さんはこのまま通販番組だけに出て悠々自適にされたら良いと思います。
今(2017年2月現在)はDVD在庫切れかい?AMAZONは取扱いしてないぜ。・・・しかし年末この映画を「逃げ恥」がらみで紹介するようになるとは思ってなかったし、興行収入100億軽く超えた映画撮った監督が「デスノート」のなんちゃって続編映画で嘲笑されるなんて少し哀しいよ。シン・ゴジラの総監督とは扱いがエライ違う。
で、今回はここまでっ!!