- アーティスト: ホイットニー・ヒューストン,ジャーメイン・ジャクソン,テディ・ペンダーグラス
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: CD
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とにかく高校生の自分にとっちゃ、むこうの20代ってのは大人っぽいものなのねふーん・・・ちょっとうらやましいかもとか漠然と思っただけでした、後R&B好きのおっさんたちが非常に大喜びしていたのが何故こんなにもというのが
不思議でならなかった。(たとえば当時のピーターバラカンとかさ)
で、ホイットニーの死後2,3日ではYOUTUBEの動画に引っかかってこなくて、ようやく動画に再会して改めて観るとアラびっくり! 何とPVのラストにビック・ベンが映ってんじゃんか。
どういう訳だかロンドンでロケして、ホイットニーは歌手役でレコーディングしているのでありました。(当時6千万円かけて作ったそうです)
ついでに言うと歌のモチーフは不倫でして、そこがああ米国のヒトたちって皆さん大人っぽいのね、とその頃に感じた理由でもあったのですが、今見ると彼女はきゃぴきゃぴの女の子、どこが不倫に身を焦がす新進歌手じゃい、とつっこ
み入れたくなる程の可愛さ、当時のファッションもあるのでしょうが、どっちかっていうと身体の露出自体にもまだ抵抗があるみたい感すらあります。
このようなホイットニーがどうしてリンフーの歌なんか歌わなきゃいけないんだろう・・・21歳の私でもたぶん嫌だったな、第一にこの「savinng・・・」って曲だけはデビューアルバムのなかでも異色だっちゅーのがこの後連続7曲
全米チャート登場で明らかになるわけですからね.
そのせいか、変だなあと考えているうちにこんな妄想しちゃったよ。
ホイットニー「いい曲であるとは思うけど、どうしても今の私がこれを歌わなきゃならないの? 今の私には大人すぎるワア(怒)」
スタッフ「そういうことじゃないんだよ、ウチラはただ単純に不倫とかいけない片思いの気持ちをこめてこの曲を君に送ったわけじゃあないんだ。PVをつくっているうちには君も理解るはずさ」
まず最初のシーン、普通に考えるとホイットーニーの不倫彼氏の奥様のアップなのねで終わるのですが、なぜかシャーデー嬢にそっくりです。1985年は英国出身のシャーデーさん達がグラミー賞最優秀新人賞を取ったり、そのほかに
も全米チャートにたくさん英国勢やらほかのヨーロッパのバンドたちがたくさんMTVを通じて入ってきていて米国のアーティストは意外にも(確かマイケルジャクソンぐらいだったよ、張り合ってたのは)苦戦していたのでした。
all my love for you, すべてをあなたに、っていうかアメリカ人なんだからアメリカの女の子の歌を聴いてあげて! こんなに上手い娘がいるんだよ、私に振り向いて!
ブラックミュージックの本場はこっちだぜ、どうだ凄いだろうと言わんばかりに、歌声をたっぷり聞かせるためにわざわざロンドンくんだりしているですね、殴り込みだったんですね。
何度か動画見ているうちにやっと気が付いたしだいです。
ホイットニーっていろいろ言われていますが、私は最初っからMTVにおける「女優」の役割まで背負って登場してきたのだと改めて思います、それだけでも大変な人生。