この映画の登場人物達が「淵に立つ」状態だったシーンは全部でいくつあったでしょうか?・・・などと観賞を終えた後しばし考えてました。だから私はそれほど徹底的に救いがない話だと思ってはいないかも。しかしながら後日深田監督の案による「却下された映画コピー」というのをSNSで拝見しまして、さすがにコレでは観客ついてこないだろうに・・・という衝撃を覚えました。(そのおかげかどうか)結果として出来上がった映画の宣伝コピーは秀逸だという気がします。良かったね。
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確かに飛行機を河川に着陸させたのはサリー機長(トム・ハンクス)だけど乗客を無事に避難させたのはアラ還熟女CA達だからね。彼女らのドスの利いた「SIT DOWN SIT DOWN」の掛け声にはパニック状態の皆も言うこと聞いちゃうのさ(笑)。そう日本人はこの映画が観た後は「USのCAはおばさんどころか・・・シニアが中心なのかあ」の現状により注目してしまうよね~。あとイーストウッド監督は若いころからシニア熟女の選択が上手い・・・趣味が良いんだあ。(笑)
想像以上に英国映画的といおうか、格闘技シーン以外は結構本格派。なんでカンフーとチャンバラ描写の舐め方は半端ないのだが、あれはあれで「リスペクトの形」であり「charminng/愛嬌」だと思ってあげたらいいと思う。
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これエンディングにテーマソングが流れるんだよ、テーマソング流れるんだよ!!もちろん字幕で歌詞つきさ!!「007」シリーズの向こうを張る気まんまんさあ、今後もシリーズが楽しみだね。歌詞の内容も007と雰囲気違って意地っ張りといおうか無理やりポジティブなのが微笑ましい(笑)。
この映画、お話は西洋版の〇〇だと思えば当然だったのかもしれないけど主役のタハール・ラヒムってヒトが童顔なんだよね。(実際にはもう35歳なんだが)設定の年齢は解からないんだけどせいぜい20代後半くらいの役だと思ってたよ。彼の最後の芝居とか、すごく「若い」の。それがもの哀しかった。
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しかし同じアニメファンでも熱心なピクサーのファンとガルパンのファンは全然違う、いやわざわざ比較する人間の方が頭イカレてるのかもしれないが。両者の思い入れとテンションの高さを目にする度に互いの爪の垢を煎じて飲みっこしたら良いのではっと傍から見てお節介なコトを感じる私。
息子連れて観に行った時も緊張して疲れたが、この映画の爆発的に拡大していった映画評を目にするのは更に疲れて混乱する。原作者の方も今だいぶお疲れなのではと勝手に思いをはせるほど。
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予告編の段階からレニー・ゼルヴィガーが十朱幸代にしか見えなくて困った。そうすると新メンバーのP・デンプシーなんてのは松方弘樹にしか見えなくなってくるし、もう頭の中半分は江戸城大乱 [VHS]なんかが上映中も渦巻いてしまう・・・
面白かったけど、アタシの子供の頃はナチス物はサスペンス映画の定番ネタのひとつだったからね。アトム・エゴヤンって監督の名前は良く聞いていたけど観たのは初めてでした。
映画公開時は11月だったのですが、その一二週間前から急に気温が下がり寒くなってしまったので、映画観賞を終えた後寒さが身に染みてしまった。思いの外公開を心待ちにしていたといおうか、観てイロイロ考えたかった映画。日本映画の劇作についての方法論に日頃から疑問を持ってる私には良い勉強になりました。
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もともと原作漫画に興味があって「漫画読まなくてもイイから有難い」が主な動機で観に行った。困ったことに原作ファンの女流監督による寛骨奪胎映画であった為、気に入って批評書こうとすると結局原作漫画を読まなくちゃならない。(どうしよう)なにせ他にも昔のATGの映画とかの影響等かなり混ざり合っているみたいだしね。
観賞したのは上の著書の内容を下敷きにしたドキュメンタリー映画でした。
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「うちの息子にローグワンとLALALANDどっちが哀しい映画だった?って聞いたら、どっちもって答えてたよ」と、先日飲み会で発言したところ「ローグ・ワンのBD予約しているのにそんなこと知りたくなかった」という御仁がいました。観ていないのにBD購入する・・・むしろそっちの方に驚愕。
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伝説のアニメ作家の珠玉のアニメ映画の数々なのに・・・寝ちまいました(^_^;)そんな中で唯一鶴と鷺?のカップルを描いた作品が好きでした。なんだかいかにもロシアっぽい「悲恋の予感」をひっそりと描く作品だった。
さて2016年もわざわざいろんなトコに出かけて観に行ったのですが、個人的にベストだったのは「ディーパンの闘い」。後は映画創ったヒトたちへの興味も含めて「サウルの息子」「ルーム」「マジカルガール」「淵に立つ」「溺れるナイフ」を挙げたいと思います。